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光に包まれる新本堂、映像と音響設備で“伝灯”を継承

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法要~ 様々な地域イベントへの利用に映像・音響効果をプラス
時代に見合った設備で、地域コミュニティを活性化

本堂の建て替えにおいて、映像・音響設備をご提案し、設置施工を承りました。
スピーカーシステムは施主様のご要望通りBOSE システムで設計。既存のオーディオミキサを活用しながら、切替器と小型コントローラーによって、パソコンなど様々な持込機器、メディアへの対応と、一般の方でも簡単に操作できる設備です。また、本堂としての意匠を損なうことがないよう、設置と配線には拘りました。
新築されたお堂は、杉材と、藁束を埋め込んだ土壁により建築されています。高い天井と相まって、ふくよかな木の響きを感じられる柔らかい音響に仕上がりました。
導入の背景、効果などについて、善了寺住職 成田様にお話を伺いました。

導入の背景

昔よりお寺は、地域コミュニティーの要的存在として、伝統行事をはじめ様々なイベントを通じて地域文化の継承、教育に寄与してきました。
当寺院は400 年を超える歴史がありますが、私の祖父である先代住職が音楽にも関心が高く、仏教音楽と西洋音楽の融合などに積極的でした。また、映写室を備えた本堂でフィルム上映会を開催するなど、戦後間もない時期にもかかわらず、音と映像も存分に活用した地域コミュニティーを積極的に進められました。
先代による築後60 年を経た当代の本堂建て替えでは、「常に新しい油を注ぎ続けないと、灯を絶やさず後世に伝え続けることはできない」という教えに従って、そのような善了寺の“伝灯”を継承し続けるために、新しい技術も進んで取り入れています。

導入のポイント

お寺ですからボーズ、という洒落もありますが、オーディオシステムに関してはボーズシステムに一段の信頼がありました。

ボーズの担当者さんからJVC ケンウッド・公共産業システム(以下JKPI、当時はJ&K ビジネスソリューション)を紹介いただき、システムの設計から設置施工、調整までをお願いすることになりました。
JKPI 担当者には、真摯にとても丁寧にあたっていただきました。設計段階の打ち合せでは、学生さん達によるイベントへの対応など、こちらのイメージを伝えることで、予算に応じた幾つかの方法を具体的にわかりやすく提案していただきました。「JVC ケンウッド」というメーカーでありながら、自社ブランドに拘ることなく、私達のイメージを具現化できるものを、エンジニアの知識と技術で形にしていただきました、そのプロフェッショナルな志向は徹底していると感じました。建築とも連携した施工で、出来上がりには満足していますし、担当者にはとても感謝しています。

導入の効果

新しい映像プロジェクターと電動スクリーンによって、法要では、音だけではなく映像とのコラボレーションも試すことができています。ヨガでは、音響空間がとても気持ち良いと、とても好評です。

音響は、音声切替機のスイッチ操作一つで、音量などの調整を既存のオーディオミキサかBOSE の小型コントローラーで運用するかを選択することができます。小型コントローラーはどなたでも間違いなく操作できるよう作られていて、様々なイベントに活用の幅を広げていけることに期待しています。

本年5月に、新本堂落成によるご遷仏法要を執り行いました。実質的な竣工式と言えますが、音と映像による演出効果もあって、参拝いただいた方々からはどよめきにも似た歓声をいただき、大変感動いたしました。

User's Profile

浄土真宗本願寺派 善了寺

浄土真宗本願寺派の寺院。天福元年(1233年)、江戸麻布・善福寺の釈了海の弟子「釈了全」により開山。現住職である第18 世釈智信は、平成9 年(1997 年)4 月1 日に住職を継承。長い歴史の重みを感じながら、地域に開かれたお寺としてご門徒様と共に、デイサービスをはじめ、ヨガサービス、落語会、演奏会、上映会など、高齢者から学生・子供まで幅広い年齢層へのイベント活動も積極的に展開している。

HPアドレス http://zenryouji.jp/

浄土真宗本願寺派
善了寺成田 住職
  • 所在地:横浜市戸塚区矢部町125
  • 取材日:2016 年5 月25 日
  • ご対応:浄土真宗本願寺派 善了寺住職 成田 智信 様

新本堂 ~150 年の時を超えて~
善了寺の本堂は、1866 年に矢部町の大火によって焼失したと記録されている。その後の仮本堂も関東大震災で半壊、苦難の歴史の中で、1956 年に成田智信現住職の祖父、成田恵門住職の時に、悲願の本堂再建を成し遂げた。そのときの本堂が建てられた1956 年から60 年目の年に竣工した新本堂は、前の本堂を原型にデザインされており、建築資材には宮城県栗駒山の杉を使用。壁は、藁を積んで土を塗った「人にも環境にも優しい“ストローベイルのお堂”」。この作業はワークショップとして地域から一般の方々も参加して行われた。またお堂正面は、「葦で壁を葺く」という新しい試みに挑戦、琵琶湖の葦で仕上げられている。ご遷仏法要の様子は、YouTube にアップされている。

善了寺の看板猫「チロ」

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