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危機管理産業展(RISCON TOKYO)2019 レポート

「危機管理産業展2019」(2019年10月2日~4日、東京ビッグサイト青海展示棟にて開催)では、JVCケンウッドグループが保有する音響・映像技術を活用した、危機管理に対応した各種ソリューションを多数のお客様にご覧いただきました。
当社は、 『多言語音声・アナウンス表示で非常時の避難誘導を支援』、『入構車両の可視化によるリスク対策』、『災害時インフラを活用した映像監視』という3つのテーマで、「避難誘導支援システム」、「車両下部監視システム」、「車両ナンバー認証システム」、「衛星通信による画像転送システム」、そして「クラウド型モバイル通信カメラ」の5つのソリューションを展示。
サイネージ、多言語放送、監視カメラと連携した新商品「避難誘導支援システム」や、車両下部監視・車両ナンバー認証によるセキュリティの強化を提案。
近年、自然災害などによる甚大な被害が数多く発生していることから、内閣府が国土強靭化の施策を推進するなど、防災・減災対策への関心が高まっているなか、「防災・減災」「セキュリティ」に関するソリューションをご紹介し、官公庁・自治体をはじめとする多くのお客様にご来場いただきました。

ご来場いただいたお客様へ御礼申し上げると共に、展示ソリューションへのご質問や説明希望・商談については、事務局までお問い合わせください。

危機管理産業展2019 事務局
お問い合わせinfo-pro@jvckenwood.com

多言語音声・アナウンス表示で非常時の避難誘導を支援

避難誘導支援システム(新商品)

避難誘導支援システムは、外国人来訪者や聴覚障がい者の方など、多くの来訪者に対応した情報を発信いたします。 当社の非常業務放送は、多言語放送、業務用無線と連動し、お客様のニーズに合わせた提案が可能です。
多言語放送は、3~4ヶ国語による音声メッセージ放送を実現。 業務用無線の連動では、異常発生現場から素早く一斉放送、定型アナウンス放送が行えます。
さらに、「避難誘導支援システム」として、以下のシステムとの連動を展示し、デモンストレーションをご覧いただきました。
・サイネージ:多言語によるメッセージで、緊急時における情報を表示。
・監視カメラ連携:防災センターなどのモニターを出火階のカメラ映像に自動的に切り替え。

避難誘導支援システム 展示
多言語ソフトウェア 防災情報画面 案内表示画面 デジタル簡易無線機
避難誘導支援システム 資料ダウンロード 業務無線連動ソリューション 資料ダウンロード

入構車両の可視化によるリスク対策

車両下部監視システム

車両下部監視システムは、ボトムカメラ映像で⾞両下部を鮮明に表示・記録し、⼊構⾞両の不審物検査を省力化します。 発電所やイベント会場などの施設はもちろん、鉄道車両にも活用できます。 入場車両の下部を監視することで、セキュリティレベルの高い施設へ提案いたします。
カメラユニットには照明を内蔵し、昼夜問わず不審物の発見が可能。
また、生成画像のズーム機能を備えているので、細部にわたる検査が可能です。車両下部の不具合を発見する目的としても活用できます。 日時情報から車両を検索し、撮影履歴から検査・確認を行えます。 可搬型システムにより、複数個所を巡回検査したり、一時的な検査に最適です。

車両下部監視システム 展示
車両下部監視システム 資料ダウンロード

車両ナンバー認証システム

車両ナンバーシステムは、これまで紙で入構チェックしていた施設への入退構車両管理を、画像解析による車両ナンバー読み取りでデータ化し、車両管理を省力化するシステムです。
今回は、車両ナンバー認証アプリケーションを展示。ナンバーを模したボードとカメラを使用し、デモンストレーションを行いました。 入場台数・指定車両台数・退場台数・滞留車両台数を表示し、一目で要注意車両や放置車両の台数が把握できます。 予め登録されたナンバーに対しては入場記録(ナンバー情報+画像)がされ、未登録のナンバーに対しては、アラート(警告灯などへの発報)が可能。
また、ターゲット車両を登録しておき、来場をインカムや無線機に通知ができます。

車両ナンバー認証システム 展示
車両ナンバー認証システム 車両ナンバー認証プリケーション画面
車両ナンバー認証システム 資料ダウンロード

災害時インフラを活用した映像監視

衛星通信カメラ画像伝送システム(展示協力:株式会社NTTドコモ様)

衛星通信カメラ伝送システムは、静止衛星を使用したNTTドコモの衛星電話サービスを利用して、カメラ画像の伝送が行えます。
携帯電話の電波が届かないエリアや、災害時・非常時における情報伝達の手段として適したシステムです。
日本全土をカバーしており、地上災害や気象の影響を受けにくく、安定したサービスを提供できます。 下り最大384kbps/上り最大144kbps(ベストエフォート)、または64k(ギャランティ)のパケット通信を使用して、画像の伝送を実現しています。
山間部に重要施設を持つ官公庁・自治体や、災害時の事業継続が必要な企業など、時間をかけてじっくりと説明を聞かれる方が多くいらっしゃいました。

衛星通信カメラ画像伝送システム 展示
衛星可搬端末/衛星FAXアダプタ 画像受信アプリケーション画面
衛星通信によるカメラ画像伝送システム 資料ダウンロード

クラウド型モバイル通信カメラ

クラウド型モバイル通信カメラは、遠隔のカメラ映像をクラウド上でリアルタイムに記録・配信・モニタリングするシステムです。
カメラ一体型またはセパレートBOXに3G/LTE通信モジュールを搭載した屋外仕様パッケージであり、カメラは用途に合わせて選択可能。
また、複数のデバイスによる同一カメラ映像への同時アクセスができ、各種IoTセンサー・検査機器との連動も可能。データ(数値)と映像を結びつけることで、遠隔地において瞬時に判断ができるほか、過去と現状の比較・確認ができます。 道路アンダーパスなど自治体のハザード地点、また被災復旧工事の遠隔監視など、常設/仮設での運用に適したソリューションです。
カメラ設置の初期費用と月々のサービス利用料だけで、レコーダーレス/サーバーレスでスタートできるクラウド型モバイル通信カメラは、お客様の遠隔モニタリングの課題への最適な選択となります。

クラウド型モバイル通信カメラ
クラウド型モバイル通信カメラ クラウド型モバイル通信カメラ 通信BOX
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