物流2024年問題×車両ナンバー認証システム

トラック
入退場記録
滞留
アラート
バース予約
システム
連携
荷待ち・荷役作業時間
可視化支援します
物流DXを加速させる
「車両ナンバー認証システム」

物流2024年問題に対する荷主・物流事業者への規制的措置『荷待ち時間・荷役作業の時間把握』、『荷待ち・荷役作業時間2時間以内ルール』などの、物流業務の効率化・合理化の実施が必要です。
「車両ナンバー認証システム」は、トラック入退場記録・滞留アラート・バース予約システム連携で、時間の可視化を支援します。

荷待ち時間削減
荷主への計画義務化

ご存知
ですか?
荷待ち時間削減、荷主への計画義務化

政府は、物流の停滞が懸念される「2024年問題」への対応策を盛り込んだ関連法の改正案を閣議決定(2024年2月13日)。大手荷主に対し、荷待ち時間の削減に向けた計画作成を義務付け、国の是正命令に違反した場合、罰金を科す規定が設けられます。
これに対し業界では、デジタル技術を活用した物流効率化が急務となっています。

荷待ち・荷役作業時間の
把握と改善、対策事例、
ソリューションをご紹介します
荷待ち時間削減、荷主への計画義務化と
「バース予約システム」について
入退場受付の自動化と時間の記録に活用
「車両ナンバー認証システム」

荷待ち・荷役作業時間は2時間以内へ

2024年4月からトラックドライバーなどの業種に対し、時間外労働を制限する法が適用されます。このことにより荷物の輸送能力が急低下する恐れがあります。
物流は国民生活や経済を支える社会インフラですが、何も対策を講じなければ物流が停滞しかねないという「物流2024年問題」に直面しています。

これに対し政府は、荷主企業、物流事業者(運送・倉庫等)、一般消費者が協力して、我が国の物流を支えるための環境整備に向けた対策として「物流革新に向けた政策パッケージ」を決定(2023年6月)。また、同パッケージに関連して、発荷主事業者・着荷主事業者・物流事業者が取り組むべき事項をまとめた「物流の適正化・生産性向上に向けた荷主事業者・物流事業者の取組に関するガイドライン」が公表されました。

同ガイドラインでは、トラックドライバーの1運行あたりの荷待ち、荷役作業等にかかる時間を2時間以内とするため、発荷主事業者及び着荷主事業者に対して、荷待ちや荷役作業等にかかる時間を把握した上、それらの時間を2時間以内とし、これを達成した場合や、既に2時間以内となっている場合には、1時間以内を目標に更なる時間の短縮に努めることや、物流への負担となる商慣行の是正や、運送契約の適正化について定めています。

荷待ち・荷役作業
荷待ち・荷役作業時間2時間以内義務化へ

時間の把握と改善は、荷主の責務

『2時間ルール』とされる荷待ち・荷役作業時間は、どのように把握すればよいのでしょうか?

荷待ち時間は、トラックが倉庫へ到着(入場)して、荷物の受け渡しを開始するまで、荷役時間は、荷物の受け渡しを開始してから伝票等の手続きを終えて倉庫を出発(退場)までとした場合、荷主はこれらの時間を把握し、荷待ち時間の短縮、荷役作業の効率化を図らなくてはなりません。
これらは紙の伝票では正しく捉えることはできず、そもそも集計をする工数も増大してしまいます。

そこで時間を把握するために必要なのが、物流のデジタル化です。
政府ではガイドラインを実効性のあるものとするため、物流の在り方を変革する「物流DX」を掲げ、サプライチェーン全体での機械化・デジタル化により、情報・コスト等を「見える化」、作業プロセスの「単純化・定常化」を求めています。この中で物流のデジタル化の取組例として、荷待ち・荷役作業時間の削減に向け「バース予約システム」の導入が推奨されています。

時間把握と改善

時間削減を支援する「 バース予約システム」

バース予約システムは、荷主事業者と運送事業者間で、予めトラックの入場時間と積荷情報を共有することができるシステムです。予約情報の共有により、荷待ち・荷役時間の削減、庫内作業の効率化が図られ、コスト削減・生産性向上を支援します。

バース予約システムでは、トラック到着後、ドライバーが受付タブレット端末やスマートフォン等の携帯端末による、入場処理をおこないます。倉庫の受付や担当者は、入出庫準備が整い次第、ドライバー呼び出しを行い、バースへの接車を誘導。荷役終了後は受付で退場処理を行います。これにより、荷待ち時間と荷役時間をデータ蓄積し、荷扱い品種別・運送会社別・トラック別などで定量的に分析、改善を行うことができます。

バース予約システムは、国土交通省が示す「トラック予約受付システム」の要件を満たし、WMSと連携しバースへの接車や庫内作業の割り当てまで行うことで、作業時間の見える化と削減を支援する、有効な解決策です。

バース予約システム
バース予約システムの流れ
バース予約システムの流れ
物流総合効率化法における「トラック予約受付システム」の要件
  • トラック事業者又はトラック運転手等が、トラックの特定流通業務施設への到着予定時刻を、電子的な方法により事前に予約することができるシステムであること
  • 到着予定時刻に係る情報について、到着時刻表示装置を通じて施設内に表示するシステムであること
  • 到着予定時刻に係る情報を表示する装置については、映像面の最大径が38cm(15インチ)以上の表示器又は特定流通業務施設内の作業に従事する者の携帯用の表示器を有すること
  • 日常的に当該施設に出入りする主要なトラック会社が利用するものであること
「トラック予約受付システム」導入のメリット
倉庫業者側

トラックの到着時間に合わせた作業計画や人員配置の調整が可能

  • 倉庫内の作業効率改善
  • 良好な周辺環境確保
トラック業者側

物流施設の前での積卸の順番待ちが不要

  • トラックの稼働率上昇
  • ドライバー労働環境の改善
*出典:国土交通省「トラック予約受付システム」の導入事例(平成29年4月)

「車両ナンバー認証システム」

入退場受付の自動化と時間の記録に活用

バース予約システム連携 
車両ナンバー認証システム

バース予約システムと連携し車両を自動受付、誘導

車両ナンバー認証システムは、物流拠点への車両入退場記録を自動化することで、入退館管理を省力化し、入退場待ちも削減します。入場記録をバース予約システムと連携させることで、自動受付が可能になり、トラックドライバーのバース受付処理時間を削減できます。

システムは入退場口のカメラでナンバーを撮影、バース予約システムから取得した予約車両の情報をもとに認証を行い、バース予約システムへ車両入退場の情報を通知、入退場記録・ゲートバー制御・車両誘導表示を実行します。また、ゲートシステムを制御し、登録済み車両/未登録車両の入場制御を可能とすることで、施設のセキュリティを高めることができます。

このように、バース予約システムと車両ナンバー認証システムが、相互にデータ連携を行うことで、荷待ち・荷役時間の削減、無人受付による省力化を実現します。

バース予約システム連携 車両ナンバー認証システム
バース予約システム連携運用イメージ
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バース予約システム連携「車両ナンバー認証システム」 導入のメリット
  • 受付を無人化できる
  • 施設への正確な入退場時刻が取得できる
  • 滞留車両のアラート・記録ができる
  • 入退構車両の記録をエビデンスとして活用できる

入退場管理向け 
車両ナンバー認証システム

入退場記録を自動化し、受付業務を省力化
入退場管理向け 車両ナンバー認証システム

3PLや資材倉庫など多くの運送事業者が入る施設では、荷扱いに応じて、出荷時間を調整し混雑時間の集中を平準化することで、施設全体を最適化し、荷待ち時間・荷役時間を削減することができます。

車両ナンバー認証システムでは、入場から一定時間経過した「滞留車両」の台数をリアルタイムに表示し、警告灯や音声によるアラートを発報します。滞留車両を即座に確認できるので、庫内作業の要因を分析し改善が可能です。

また施設運営側としては、入退場記録の自動化により受付業務の省力化、ゲートシステム連携での不審車両警戒といったセキュリティ強化にも役立ちます。

「車両ナンバー認証システム」 導入のメリット
  • 施設の車両入退場時刻を記録できる
  • 滞留車両をリアルタイムに確認できる
  • 受付業務の省力化ができる
  • セキュリティを強化できる

システム構成

SYSTEM
システム構成
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●システム構成は、マスターPC 1台+カメラ1台を最小構成とし、マスターPC1台+スレーブPC4台+カメラ10台が最大構成。PCごとにカメラを2台接続することができます。

設計・施工、保守について

SERVICE

国内メーカーによる自社開発。提案から設計・施工、保守まで、全国サポート、ワンストップサービスを提供!
ビクター・JVCブランドの業務用製品は、60年以上の歴史と実績があり、お客様のご要望を、現場で培った経験で実現します。システム提案から設計・施工、保守・メンテナンスまで一貫したサービスを全国網でご提供します。

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