五藤光学研究所のプロポーザルにより、リニューアルオープンした「多摩六都科学館プラネタリウム“サイエンスエッグ”」。“世界一”のプラネタリウムに、臨場感溢れる映像演出を高コントラスト・高解像度の『DLA 4K2Kプロジェクター』でサポート。
国内プラネタリウムをリードする五藤光学研究所。大型ドームでは世界初の高輝度LEDを採用したハイブリッド・プラネタリウム『CHIRONⅡ(ケイロンⅡ)』。東日本最大級の27.5m全天周ドームを誇る多摩六都科学館のプラネタリウム「サイエンスエッグ」に導入されたハイブリッド・プラネタリウムに、高コントラスト・高解像度などに評価をいただき、JVCの『D-ILA 4K2Kプロジェクター』が採用されました。。
※「ハイブリッドプラネタリウム/HYBRID PLANETARIUM」、「五藤ハイブリッドプラネタリウム/GOTO HYBRID PLANETARIUM」、「ケイロン/CHIRON」は五藤光学研究所の登録商標です。
導入の背景
大型ドームで世界初となる高輝度LED光源を採用し、約1億4000万個の恒星を投影。”天の川を全て恒星で表現”できるCHIRONⅡ(ケイロンⅡ)は「最も先進的なプラネタリウム(The Most Advanced Planetarium Projector)」として世界一に認定され、プラネタリウムで数多くの実績を誇る五藤光学研究所のCHIRONⅡ(ケイロンⅡ)をメインに、世界で4番目という巨大全天周ドームで展開される、臨場感と迫力に満ちた天体映像を実現するデジタル式投影機としてD-ILA 4K2KプロジェクターDLA-SH7NL×4台が導入されました。
導入ポイント
多摩六都科学館プラネタリウム「サイエンスエッグ」は、世界最高峰プラネタリウムCHIRONⅡ(ケイロンⅡ)と、その周囲にスタックで配置した4台のプロジェクターで構成。プロジェクターの選定にあたっては、コントラスト比や色調はもちろん、ランニングコスト、機器安定性などまでを精査し、数社のプロジェクターを比較検討。その結果、漆黒が基本となる”星空の表現力”に最も優れたプロジェクターとして高い評価をいただき、豊かな「黒」の階調表現に優れ、その他の特徴もバランスのとれたJVCのDLA-SH7NLの採用が決定しました。設置時の歪み補正や色収差をクリアし、ピント合わせも正確な「超広角レンズ(五藤光学研究所により新開発)」との相性も重要なポイントとなったようです。
導入の効果
「2012年は、日食や月食など日本で見られる珍しい天体ショーが多く、天文現象に関心が高まりました。当館では特に7月のリニューアル以降、『世界一のプラネタリウムを是非見たい』という方も増え、これまで以上に数多くのお客様をお迎えするようになりました。」
「巨大ドームに迫力の全天周映像が、まるで映像の世界に入り込んだ様な感覚が“凄い”など、多数のお客様から大きな反響を頂き、スタッフ一同、確かな手応えとやりがいをもって責任ある運営に取り組んでいます。」
USER'S PROFILE
1987年1月、小平市、東村山市、田無市、保谷市、清瀬市、東久留米市の6市によって、 多摩北部都市広域行政圏協議会を組織・設置。1995年「(仮称)子供科学博物館の基本構想書」を答申。 1994年3月に開館。2012年プラネタリウムドーム「サイエンスエッグ」をリニューアルオープン。 現在では小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市によって運営されています。