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防災センター 映像音響設備

熊本県防災センター(熊本県危機管理防災課)様(熊本県熊本市)

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熊本県の災害拠点として、さらに九州を支える広域防災拠点も担う新たな防災活動施設に、映像・音響のトータルシステムを導入。
迅速な災害情報の収集・共有・配信等をサポート。

2023年3月、熊本県は、大規模災害時にも十分対応可能な新たな防災拠点として「熊本県防災センター」を整備。災害発生時に被害情報の収集や活動部隊の派遣調整等を行うオペレーション活動を、JVCケンウッド・公共産業システムの映像・音響システムで機能的にサポートしています。

導入の背景

2016年の熊本地震の教訓を踏まえ、防災体制の更なる充実・強化を目的として建設された「熊本県防災センター」。県独自システムにより災害状況や気象情報、河川水位などの観測情報、ヘリコプター映像などの画像情報、TVニュース等々、多岐にわたる災害関連情報を効率的かつ機能的に収集し、大型モニターへの柔軟な表示や、庁舎内外への配信制御を行うJVCケンウッド・公共産業システムの映像・音声システムを導入。オペレーションルームや災害対策本部会議室には、タッチパネル式の使いやすさを重視した表示制御ソフトウェアを採用し、リアルタイムで情報共有可能なシステムとして防災センターでの活動を支えています。

導入のポイント

    オペレーションルーム
  • メインマルチモニター(55型×12面)サブモニター(43型×10台):気象情報、河川水位状況、道路状況などの各種災害情報や、地上波/BS・CSテレビ放送を任意に選択して表示。
  • 室内各机の下に設置された送・受信機で映像のやり取りが可能。
  • 操作卓:各モニターへ表示する情報をタッチパネルにより選択。タッチパネルアプリケーションは直感的な操作が可能。
  • 災害対策本部会議室
  • 会議用カメラ、マイクシステム:対面・オンラインでの会議に対応。
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お客様の声

オペレーションルームでは、気象警報や注意報が発表された際に職員が待機し、各地から集まる情報をもとに災害対応を行います。その際、各机のパソコンとモニターを自在に切り替えられる仕組みは大変使いやすく、目的に応じて柔軟な運用ができ ています。特に操作卓のタッチパネルは直感的で、私も配属当初すぐに使い方を覚えることができました。災害対策本部会議室では、会議用のマイクとカメラを活用し、ハイブリッド型のオンライン会議にも対応しています。各市町村や外部機関とも円滑に連携が図れるようになり、大変便利です。日常の訓練や会議でも頻繁に使用しており、防災対応の実用性を高めていると感じます。

(知事公室 危機管理防災課 情報通信班 主任技師 井上 俊希 氏)

User's Profile

熊本県防災センター

熊本県の災害対策拠点として新たに整備された施設。免震構造の建物に、オペレーションルームや災害対策本部会議室などを備え、平時から災害時まで幅広い活用を行ってます。豊かな自然と歴史文化に恵まれた熊本県では、防災・減災の取り組みを通じて安全・安心な地域づくりを推進。防災センターはその地域づくりの防災力向上の中核として、県民や民間機関と連携しながら、災害に強いまちづくりに貢献しています。

HPアドレス:https://www.pref.kumamoto.jp/
所在地:熊本県熊本市中央区水前寺6丁目18番1号(熊本県庁敷地内)
2025年6月取材

●※記載の法人・団体名・組織名・所属・肩書きなどは、すべて取材時点でのものです。

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