CGとの高い親和性から、バーチャルリアリティの研究開発に4Kメモリーカードカメラレコーダー GY-HMQ10を導入。
独創的な汎用ソフトの開発をはじめ、VR(シミュレーション)、FEM(解析)、Design(CIM、土木設計ソフト)、Web(VR-CloudR、SaaS、スパコン)等、社会に安心安全をもたらすソフトウェアパッケージとの技術開発で多くのエンジニアを支援するフォーラムエイト。同社の戦略製品・サービスに位置付けられる先進のVRシステム(バーチャルリアリティ)の研究開発用途に、JVCの4Kメモリーカードカメラレコーダーを導入。その圧倒的な『高精細&高密度画質』に、CG映像との高い親和性が評価されました。
導入の背景
道路事業、都市計画から、公共事業、民間開発等を支える多彩なソフトウェアパッケージ開発技術で、数多くの実績を誇るフォーラムエイト。その独創的な技術開発は、3次元VRシステムでも大きな成果を上げ、様々な分野で活用される中、今回新たにJVCの4KメモリーカードカメラレコーダーGY-HMQ10を導入。最初の試みとして、本社ショールーム内に『4Kマルチクラスタサイネージシステム(フルHD表示×4面)』として展示。映像+CG合成による企業プロモーション映像など、4K VR映像の大きな可能性を訴求し、来社されるお客様の注目を集めています。
導入ポイント
避難・防災や研究・開発から訓練・研修まで、多岐にわたる用途で幅広く活用される「3次元VRシステム」のCG画像は極めて高精細なため、従来のフルハイビジョンでは力不足。その点、フルHDの4倍もの超高密度な情報量を持つ『4K』は、実写との誤差も少なく、「CGと実写との合成」や「実写の画像解析」にも最適。JVCの4KメモリーカードカメラレコーダーGY-HMQ10は、コンパクトで機動性もあり、様々な撮影シーンでの使い勝手も抜群なことから採用が決定しました。まずはショールーム内の『4Kマルチクラスタサイネージシステム』に使用されており、今後、「VRでの実写合成研究」はもちろん、「4K映像から解析点(点群)を起こす試み」などにも幅広く活用されて行くことに期待されています。
導入の効果
「VRでは、よりリアルで臨場感のある映像表現が求められています。『現実にある実写映像と合成』という研究開発テーマが、当社のVR技術と高精細4Kカメラがタッグを組むことによって大きく進展するもの、と確信しています。また、実写映像の解析においても、高精細であるほど誤差が少なくなることも実証されており、その面からも4Kカメラへの期待は大きく、今後、活用の場が更に広がると考えています。マーケットの反応も良く、既に4Kカメラを組合わせたVRシステムの導入も出始めています。」
USER'S PROFILE
1987年の創業以来、ソフトウェアパッケージ開発技術を基盤として、構造物設計をはじめ土木・建築設計を支援するソフトウェア・技術サービスを提供。近年ではバーチャルリアリティの開発により、さらに広くプロジェクト全体や交通・自動車研究などの分野でも広く活用されている。