インターネット中継対応の議場システム整備で、議会機能を強化。JVCのデジタル会議システムを核に、『開かれた市政』をサポート。
議場システムの老朽化にともない、議場システム整備事業を推進してきた笠間市議会。より身近で開かれた議会を目指し、パソコンはもちろん、スマートホン等からも議会中継が閲覧できる「インターネット映像配信システム」を導入。システムの核となる「デジタル会議システム」にJVCの『PM-1000シリーズ』が採用され、円滑な議会運営や市民への高品位な情報提供の実現に貢献しています。
導入の背景
2014年7月、議会改革活性化特別委員会により進められた笠間市議会の議場システム整備事業は、会議録検索システムのネット配信を全国で初めて実現するなど、豊富な実績を持つ株式会社フューチャーインの「市議会インターネット映像配信システム」の導入を決定。各社のネットワーク機器がインテグレートされる中、JVCでは、高音質・高信頼性に加え、ネットワークとの高い親和性に評価を頂いたデジタル会議システム『PM-1000シリーズ』を中心に、プロオーディオシステムや液晶モニターなどが採用されました。
導入ポイント
発言者の指定、拡声、録音までを一括管理し、円滑な会議運営をサポートするデジタル会議システムほか、各種プロオーディオシステムを導入。PM-1000シリーズでは、混信・干渉や不意なバッテリー切れ等の心配もない高信頼の有線マイクにも高評価。さらにHDカメラと連携した『インターネット映像配信システム』との高い親和性も採用の決め手となった様です。
導入システム
導入の効果
デジタル会議システムや傍聴席スピーカーなど、音響システムが「高音質」になったことで、議員の発言や答弁が議場内はもちろん、傍聴席でも格段に聴き取り易くなりました。議会運営においてとても重要となる『会議録の作成』においても、大変役立っています。
また、インターネット議会中継が始まった2014年9月以来、閲覧数も1500を超え、『開かれた議会』をひとつのカタチにできたと思っています。こうしたシステム整備が市民の皆様への情報提供や、行政への積極的な参加をいただくきっかけになれば、と期待しています。
USER'S PROFILE
茨城県のほぼ中央に位置する笠間市。広域交通の要衝であるとともに豊かな自然に恵まれ、長年育まれた歴史、文化・芸術、栗や菊に代表される農産物など豊富な地域資源を有する。独自性・独立性の高いまちづくりを進めるための総合計画では、「にぎわいの創造」「やさしさの創造」「ふれあいの創造」の3つの基本方針のもと、将来像である“文化交流都市の実現”に向け『市民と行政の連携と協働』を掲げ、全力でまちづくり施策を展開している。