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防災センターオペレーションシステム

菊陽町防災センター(菊陽町総務部危機管理防災課)様

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地域を守る、新たな災害対策拠点にオペレーションシステムを導入。
迅速な災害情報の収集・共有、対策立案・支援・配信等をサポート。

2021年9月、熊本県菊陽町に防災センターが完成。災害対策を迅速化する新たな防災拠点で、災害状況、気象情報などの情報を一元管理する災害時オペレーションシステムをJVCケンウッド・公共産業システムが担当。最新の映像・音声機器を機能的にインテグレートした先進のシステムソリューションで、「災害時の司令塔」をサポートしています。

導入の背景

2016年の熊本地震を教訓とし、災害対応力を高めるために建設された菊陽町防災センター。インターネットやTVのニュース、気象情報から河川監視情報、LASCOMネット(地域衛星通信)、Web会議等々、多岐にわたる災害情報を効率的に収集し、管理・運用するシステムにJVCケンウッド・公共産業システム(JKPI)が提案する『防災センターオペレーションシステム』を採用。タブレット型の集中コントローラーをはじめ、ユーザーの使い勝手を最優先した独自提案に高い評価を頂き、導入が決定しました。

導入のポイント

▶ 災害対策本部室

・大型ディスプレイ×5に多様なソースを自在に表示するタブレット型コントローラー

・Web配信対応のHD PTZカメラは、専用コントローラーでズームやパンも自由自在

・ディスプレイ両脇のラインアレイスピーカーPS-S30Wは狭指向性で鮮明拡声が特長

・ワイヤレス/有線を適宜に使い分けできるボーダーレスなマイクシステム

▶ 応援活動拠点室

プロジェクターとワイヤレス/有線マイクシステムを備え、
平常時は研修や会議にも対応

▶ 危機管理防災課執務室

主要な映像・音声情報を共有。
制御機器類はコンパクトにラック収納

【主な構成システム】 マルチモニターシステム、タブレットAV制御システム、デジタルワイヤレスマイクシステムWT-1000Dシリーズ、情報収集システム、映像音響設備、HD PTZカメラシステム

導入の効果

「2016年の熊本地震の経験もあり、新設する災害対策センターでは操作性・運用性に高いレベルのクオリティを求めました。数社からの提案中、JKPIのシステムは各機器が機能的に統合され、タブレットひとつで誰にでも操作できることに加え、緊急時の即応力から、平常時の会議・研修での使い勝手までがとても良く考えられていたことが重要なポイントでした。それを検討メンバーも高く評価し、採用が決まりました。」
「自然の脅威が高まる今日、防災対策は国を挙げての重要な課題です。地域の安全・安心を第一に、災害時の司令塔や指定緊急避難場所としてはもちろん、平常時も防災対策の周知活動などに、この施設を積極的に活用していきたいと考えています。」

石巻市役所 総務部 危機対策課 災害対策グループ 主査 武山 壯 氏
熊本県菊陽町 総務部
危機管理防災課
防災安全係長 前村悠樹 氏

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菊陽町防災センター
菊陽町防災センター

熊本市に隣接し、熊本空港を擁する菊陽町の役場本庁舎北側に2021年9月完成。鉄筋3階構造で、1階は防災備蓄倉庫と防災研修室、2階は災害対策本部室、応援活動拠点室、危機管理防災課執務室、3階には学務課、施設整備課、子育て支援課に加え、新設のこども総合相談室を設置。地域の暮らしの安全・安心を支える防災拠点として、「災害に強いまちづくり」に大きな役割を果たすことに期待が寄せられている。

HPアドレス:https://www.town.kikuyo.lg.jp/
所在地:熊本県菊池郡菊陽町大字久保田2800番地
2021年11月取材

※記載の法人・団体名・組織名・所属・肩書きなどは、すべて取材時点でのものです。

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