アンティークな隠れ家レストラン「ミュージアム1999ロアラブッシュ」
料理を引き立てる心地よいBGMから、パーティーにも対応した音響・映像設備

ミュージアム1999ロアラブッシュ様の音響設備改修にあたって、既存設備も生かしたシステムをボーズ社様とともに構築、施工いたしました。また、最適なセッティングを維持するため定期点検を実施しています。導入いただいた背景とポイント、効果について、お客様にお話を伺いました。

導入の背景

館内の音響設備に関しては、不具合や不足があるとその都度、機器単品を修理したり買い足したりといった手当をおこなって来ましたが、私たちが音響システムや機器の仕様には詳しくないこともあり、内装の改装に合わせて音響に関しても総合的に改修整備することにしました。
当館は、レストランやウェディングとしてご利用いただく他に、企業様の発表会やイベント、パーティーなどにもご利用いただく機会があります。お客様からは、パソコンなどの機材持込みや音・映像による演出をご相談いただくケースも増えてきており、そういったご希望に対応できるシステムに整備したい思いがありました。
音響設備の改修整備は、公共・商業施設で納入実績が多いボーズさんに相談しました。また、映像機器とも組み合わせたシステムの構築と施工にあたって、株式会社JVCケンウッド・公共産業システムを紹介いただきました。

導入のポイント

ボーズとJVCケンウッド・公共産業システムからは、既存設備を調査点検していただいたうえで、一部既存機器とも組み合わせた、ボーズサウンドシステムと映像システム、またスタッフ間で一斉連絡できるトランシーバー設備を提案いただきました。
JVCケンウッド・公共産業システムの担当者は、音響から映像に関して幅広い知識と経験をお持ちでしたので、プロのシステムエンジニアリング力で私たちのニーズに応えていただいたと思います。また、施工～運用においても的確に対応いただき、大きなトラブル無く使用することができています。
ワイヤレスマイクにおいて、近くの他店舗様と混信するケースがありましたが、他店舗様との間で使用チャンネルを調整することで解決いただきました。

導入の効果

部屋ごとに独立したミキサーアンプ、パワーアンプとしたことで、部屋ごとの音量音質調整ができるようになりましたので、様々なご利用シーンに最適な音響を設定できるようになりました。また、企業様などのご利用においては、音響を大変ご好評いただいております。
更に改修後は、HDMI機器の持込みにも対応できるようになり、ご利用の幅が広がりました。
一方で、様々なご利用ケースがありますので、通常のBGMにおいて最適な状態を維持できるよう定期点検をJVCケンウッド・公共産業システムに実施いただくことにしました。定期点検でシステムの状態を正しく把握できますので、維持運用においても安心です。