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プール音響ソリューション

福岡市立総合西市民プール 様

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リニューアルされた「総合西市民プール」にトータル音響設備を導入。
施設の特性に合わせた適材適所のシステム構築で明瞭音響を実現。

約1年の改修工事を終え、2021年6月にリニューアルオープンした福岡市立総合西市民プールの音響設備、非常放送設備をJVCケンウッド・公共産業システムが担当。多彩な最新機器を機能的にインテグレートした、最新のシステムソリューションが導入されました。

導入の背景

福岡市内一の規模と使い勝手の良さで人気の総合西市民プールは、利用者の安全性・利便性に配慮し、施設の経年劣化に伴う改修工事を2020年度より実施。併せて、「第19回FINA世界マスターズ水泳選手権2022九州大会」の開催に向け、競技会場としての設備機器更新や機能向上も計画。メインプール、サブプールからトレーニングルームやスタジオに及ぶトータルな音響設備と、施設全体の安全・安心を守る非常放送設備にJVCケンウッド・公共産業システム(JKPI)が提案する『プール音響ソリューション』を採用。塩素消毒されたプール固有の水質環境に対応するため、金具等の周辺設備にも耐塩素塗装を施すなど、求められたハイレベルな仕様に応えた最新のシステムソリューション提案に高い評価を頂き、導入が決定しました。

導入のポイント

▶ メインプール

10コースが並ぶメインプールの天井と壁面にスピーカーを配置

移動可能なアレイスピーカーは指向制御と遠距離伝達に優れたPS-S318

放送室ではアナウンスの他、会場の音声収録も可能

▶ サブプール

サブプール壁面のアレイスピーカー。制御機器はラックに収納

▶ トレーニングルーム・スタジオ

▶ 非常放送設備

導入の効果

「第19回FINA世界マスターズ水泳選手権2022九州大会を控えた今回の改修工事は、各プールの天井や床・壁等の改修も含む大規模なもので、経年劣化のあった音響設備のリニューアルにも良いタイミングでした。コロナの影響もあり、本格的な運用はこれからですが、新しい音響システムでは、残響音の影響なども少なく、大変明瞭な音でアナウンス等が可能になった、と感じています。JKPIの提案は機能的でクオリティも高く、システム構築からアフターサービスまでがワンストップなところもポイントでした。」
「来年のマスターズ大会では、世界中から集うスイマーたちを快適な音響でお迎えする事ができます。今後も国内外の大会や地域のスポーツ振興を盛り上げて行けるよう、この施設を有効に活用して行きたい、と考えています。」 

(公益財団法人福岡市スポーツ協会 ご担当者に取材)

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福岡市立総合西市民プール

福岡市の西の丘にあり、日本水泳連盟の国際認定を受けた国際公認競技大会が可能な公共施設。
メインプール(50mプール)、サブプール(25mプール)や幼児用プール、各種トレーニングマシンのあるトレーニングルームやスタジオを装備。
2023年8月開催予定の第19回FINA世界マスターズ水泳選手権2022九州大会の競泳競技会場にも選定され、スポーツに親しみ、運動を通じた市民の健康づくりの拠点として利用されている。

HPアドレス:https://www.sports-fukuokacity.or.jp/facility/pool_nishi.html
所在地:福岡市西区西の丘1丁目4番1号
2021年10月取材

※記載の法人・団体名・組織名・所属・肩書きなどは、すべて取材時点でのものです。

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