小中学生の社会科見学を始め、多くの来場者が訪れる『昭和館』に、フルHDネットワークカメラシステムを納入。システム構築から、保守・メンテナンスまでの『ワンストップ・ソリューション』に高評価。
皇居外苑北の丸エリアに隣接し、戦中、戦後の困難な国民生活を後世代に伝えていくことを目的とした国立博物館『昭和館』が、経年劣化に伴う設備リニューアルでセキュリティカメラシステムを一新。JVCケンウッド・公共産業システム(以下JKPI)による先進のITVシステムが採用され、広い施設内の安全・安心を鮮明高画質で見守っています。
導入の背景
地上7階、地下2階の広いスペースを有する国立博物館『昭和館』では、従来より弊社のアナログ監視カメラシステムが活躍。経年劣化に伴う今回のリニューアルでは、フルHDネットワークカメラシステム『VANCS HD』による高画質なITVシステムを提案。既設同軸ケーブルを利用したLAN配線ルートから、暗い場所や夜間も鮮明に捉える、監視ポイントに合わた適切なカメラ選定などに加え、JKPIならではの「迅速な対応」、「丁寧な保守・メンテナンス活動」にも評価を頂いた様です。
導入のポイント
- 既設配線ルートを活用。暗部や夜間も鮮明に捉え、広い館内をフルHD画質で隈なくカバー。
- 統合ネットワーク管理ソフトによるマップ表示で運用簡単。高画質化と長時間記録に対応。
- クイックレスポンスや丁寧な保守・メンテナンス等、質の高いワンストップ・ソリューション。
各カメラの特長を活かし、館内要所に配置
全カメラを一元管理する防災センター
導入の効果
「従来システムとの違いは、何よりも鮮明なフルHD高画質です。日陰や薄暗い場所もかなり明るく、視認性にも優れています。また、マップ表示で見たいポイントを瞬時に捉えるPTZカメラや赤外LED照明付きカメラなど、全カメラが鮮明画質になったことで、施設内全体の状況が正確に把握でき、来場者の皆さんの安全をしっかりと確認できる様になった、と感じています。」
「JKPIとは旧システムからの付き合いですが、機器選定から導入後のアフターサービスまで、とても熱心に対応して貰っています。保守・メンテナンスも要望を伝えるだけで、円滑に進めてくれるので大変助かっています。」
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昭和館
昭和館は、国民が経験した戦中・戦後(昭和10年頃から昭和30年頃まで)の生活に係る歴史的資料・情報を収集、保存、展示して、国民生活上の労苦を次世代の人々に伝える国立の施設として平成11年3月に開館。次代を担う小・中学生の来館者が年々増え、平成29年1月に開館以来500万人目の来館者を迎えた。若い世代に戦中・戦後の国民生活上の労苦を伝えるべく、歴史的資料を充実し、多様な企画展示や情報提供を行なっている。
HPアドレス:https://www.showakan.go.jp/
所在地:東京都千代田区九段南1-6-1
2017年10月取材