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有線/無線マイク混在型フルデジタル議場システムを導入。
コロナ対策にも対応し、円滑な議会運営と機能強化を実現。
今や海外にも広く知られるブランドフルーツ『夕張メロン』の産地として名高い夕張市。夕張市議会では2021年2月、議会の音響・映像システムを一新。
フルデジタル会議システム『PM-5000シリーズ(アドバンストシステム議場用)』をメインに、多彩な最新機能で議会運営をサポートするJVCケンウッド・公共産業システム(JKPI)のフルデジタル議場ソリューションが採用されました。
導入の背景
夕張市議会では新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を受け、経年劣化が進んでいた議場内システムのリニューアルを決定。聞き取りやすい「高音質」や鮮明な「高画質」はもちろん、有線7本、無線17本のマイク切替や自動追尾カメラ、文字テロップなどが連動し、タッチパネルで簡単に使える「高機能ソフトウェア ジェイミー(jmee)」に加え、コロナ対策として「有線/無線マイクのハイブリッド対応」により、マイクを使い回しすることなく各議員に専用化できるなどにも高い評価を頂き、JKPIの『フルデジタル議場ソリューション』の導入が決定しました。
導入のポイント
- 有線&無線マイクを混在。感染症対策として、無線マイクは議員各自に専用化。
- マイク操作/自動追尾HDカメラ/テロップ表示を連動。一人でも簡単に操作できるタッチパネル式「高機能ソフトウェア ジェイミー(jmee)」。
- ソフトウェア開発、機器製造からメンテナンスまで国内体制で一貫。さらに提案、システム構築からアフターサービスまでの質の高いワンストップ・ソリューション。
導入の効果
「新システムの最大の特長は、本会議場のマイクを執行部は有線、議員は各自専用の無線にして、会場を移動してもそのまま使える様にしたところです。
従来、委員会室のマイクは使い回しでしたので、新型コロナの交付金を充当させて頂くという意味でも、大切なポイントでした。」
「提案各社中、JKPIだけが有線/無線マイクのハイブリッド化に対応するものでした。製造から保守まで、すべて国内体制という点も安心感につながっています。」
「運用は今まで、離れた録音室で2人で操作していましたが、議場内で1人で進行を見ながらできる様になりました。マイク/カメラ操作や録音/録画も自動で連動し、事前のマイクチェックなども全てタッチパネル上で行えますので、運用面の使い勝手は格段に向上。将来的にはネットでの議会中継なども考えています。」
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北海道 夕張市議会
北海道中央部の道央地方に位置する夕張市。その名称はアイヌ語の「ユーパロ(鉱泉の湧き出る所)」に由来。
かつては石狩炭田の中心都市として、現在は『夕張メロン』の産地として知られる。市の中心部に人口を集約して行政サービスの簡素化を図る「夕張市まちづくりマスタープラン」を2015年よりスタート。人口減少社会での新たな行政サービスのモデルケースとして注目を集めている。
HPアドレス:https://www.city.yubari.lg.jp/
所在地:北海道夕張市本町4丁目2番地
2021年4月取材
※記載の法人・団体名・組織名・所属・肩書きなどは、すべて取材時点でのものです。